2024-01-01から1年間の記事一覧

病院の口コミ

先日、医師ら60人がグーグルに訴訟を起こしたと言うニュースがあった。不当に悪い口コミは病院側からすると困るし迷惑だろう。だが、病院を選ぶ患者側としては生死にも関わる事もあるので悪い口コミの真偽はともあれ、その病院へ行くのは避けるのだ。 私の…

現金生活

2日前いつものコンビニでバーコード決済しようとしたら「このカードは使えません、他のカードをお使い下さい」みたいなメッセージが出た。カード会社に連絡したら夜中にネットで1円の利用があり不正利用の可能性があり不審なので止めたらしい。現カードは…

線路沿いの桜が見たい

桜が満開だ。 3年前の週末、父のマンションの最寄り駅の線路沿いの桜も満開だった。父はその桜は見ただろうか。「駅の桜が綺麗らしいな」と言っていた記憶がある。その頃は父が死ぬとは思ってはいなかった。本人は「もうすぐ死ぬ」と頻繁に言っていたが、狼…

父の親父

「北陸へ行こう」敦賀から金沢まで北陸新幹線が開通した。京都から金沢までサンダーバード1本では行けなくなった。新幹線か在来線に乗り換えらしい。 私の父の故郷は金沢の山奥だ。15歳の時養子として京都へ上京した。以来京都で働き、結婚し、子どもを育…

バレエは残酷

バレエは残酷だ。 子どもの頃、綺麗な白鳥の衣装を着て美しく、くるくる回ったり翔んだりするオデット姫に憧れて、一生懸命練習して頑張れば私もバレリーナになれると思っていた。夢は自由だ。パリオペラ座で美しく舞う自分を空想出来た。 初めてバレエのポ…

金の財布

私達姉妹は生まれてから大人になるまで、決してお金持ちではなく、けれども貧乏も感じなく普通に不自由なく育ててもらいました。けれども子どもなりに何となくうちにはそんなにお金はないのだと感じていたのだと思う。出掛けて父が「おもちゃ買うたろ」って…

おじいちゃんと孫の関係

両親が離婚して父がひとり暮らしになって、私は週末によく父のマンションに泊まりに行った。父は近所を散歩してはあそこにケーキ屋さんがあったとか、ちょっと美味しそうな割烹があったとか言って、一緒行こうと誘ってくれた。私が来るのを待ち遠しく思いな…

少しずつ変わっていくね

お彼岸には少しだけ早いけれど、良いお天気だったので、お墓参りに行きました。花を買ってお供え物はいつもコンビニで買って一緒に飲んでいた安い赤ワインと、父が買い溜めしていたやっぱりコンビニの小さい羊羹。ロウソクに火を灯してお線香をあげる。 「来…

明石海峡大橋海上ウォークに参加したよ

明石海峡大橋海上ウォークに参加した。 舞子駅を降りて橋の科学館で受付してゼッケンをもらう。ゼッケンなんて高校生以来だからちょっと恥ずかしい。そしてヘルメットを被る。ヘルメットもここ何十年もバイクにも自転車にも乗ってないので係員の人にいちいち…

レレレのお姉さん

今のマンションに引っ越しして4年になる。マンションと言うよりも集合住宅に近いというか、新築の頃は学生寮だったのではないかと思わせる感じが、階段を上がったすぐの古いドアに「静かに、オシャベリもセズ…」と書いたセピア色に染まった紙が剥がし切れな…

何故誕生日を祝うのか

何故誕生日を祝うのか。 いろいろな意見があって、親から貰った命に対しての感謝や、一年を無事に過ごせてよかったと言う意味とか。 誕生日が待ち遠しくて嬉しかったのは子供の時だけで、それも本当の意味で嬉しいと言うよりはプレゼントを貰えるのとケーキ…

「ごめんね」が言えない

「謝罪の王様」って映画を見て思った事。 ラーメン店で汁を飛ばされ「熱っ!」ってなって謝ってもらえなかったシーンがある。 「ごめんね」が言えない人がいる。 たとえば乗合バスの中で足をちょっと踏まれた時、ひと言「あっごめん」と言われるか、それとも…

どっちにしても

今日の夢。 実家の襖を隔てた部屋で介護ベッドに寝ている父が「お母ちゃんに言うといてな。」 私は小さく「うん」と返す。 もう一回「ちゃんと言うといてな。」 「うん、わかった」再び「言うといてな」 私は大きく声を張り上げて「わかったから!」と怒った…

生地屋さんの魔法

生地屋さんは不思議な場所 絵の具のパレットの様に色鮮やかに お行儀よく生地が並んでいる 透き通るような金銀のレースや 優しい手触りのチュール バレエの衣装作りは腰が痛くなるし肩も凝る 舞台までに仕上げなければならないストレス 過去に作った衣装が部…

人生を捨てた時を思い出せ

私の仕事はバレエ教室経営又はバレエ教師。 生徒含め周りからは一応それで生計を立てているように思われているようだが、全く生計は立っていなくて、スタジオを自分で借りる事になってからここ4年くらいは赤字続きだ。 コロナ禍前は社交ダンスの先生がスタ…

私のお気に入り書店が閉店した

仕事場の近くのビル内の書店が閉店となった。 アニメグッズの店舗が入るらしい。 昼休みにぶらぶらとその書店で本を見るのが好きだった。 そこの店員さんも親切で、私の好きな作家さんのサイン本とかが欲しくて探していると言ったら、「前はよくいろいろな作…

何かが違うモヤモヤ

私のアシスタントをしてくれている人が、石川県の災害派遣に行った。元自衛官女性。 「急に明後日から行く事になりました」と前回含め2回目。 それは本当に大変な過酷な活動だし、偉いなと思うけれど、何か私はモヤモヤする。 災害救助が必要で、人手が足り…

忘れてしまうのがさみしい

父が亡くなって一年と8か月が経った。 去年の今頃は、父を思い出しては悲しみや寂しさを味わっていた。毎日出掛ける前に写真の父に「行って来るね」帰って来たら「ただいま」と言って、思い出すと泣いていた。 今は写真を素通りしているよね。時々、父の面…

生きるのがしんどくなる時

最近は生きるのがしんどくなる時がある。 23才。いつもの帰り道、自転車を走らせながら、突然気付いた。 「私はまだ23だ。今からでもまだまだ何でも出来る」世の中が輝いて見えた。 その日から仕事をしてただ貯金をしていただけの日々は終わる。 自分の…

自分の得を考える人のために

私の主催でクリスマスパーティーをした。20人程で、1人3000円集めて、その中でいろいろ飲み物や食べ物を買った。コロナの影響で4年ぶりの開催。 私のスタジオにレッスンに通っている人達ばかりなので気心知れた仲間なので、みんな各自いろいろ差し入…

優しくなくてごめんね

25歳の時、高校の同級生の友達が結婚した。結婚式で私はスピーチをし、歌を歌った。相手の旦那さんは優しい人だった。2人はマンションの屋上でテニスをしたり、バイクに乗って2人で出掛けたりして幸せそうだった。私が夜の遊びに彼女を誘いに行っても「…

私がブログを書く時

私がブログを書くのはいつも衝動的。 何かに感動した時、書かずには居られなくなる。 良い感動も悪い感動も、そんなに強くなくても心に触れた出来事でも、私が感じた事を文章にしたくなる。 ウズウズして書かずには居られない。 なので、何も感じない時は書…

会話が苦手

私は会話が苦手だ。 みんなの中心になって陽気にお喋り出来る人や、話題を作れる人を見るとすごいなと感心する。学生時代からいつも誰かに声を掛けられて友達になると言うパターンだった。 多人数の飲み会や食事会は苦手で、みんなが盛り上がっていても、自…

大人にはなるのは素晴らしい事

今日は成人式。 今は18歳で成人するとされているが、私の時は20歳で成人式だった。 成人式の日は晴れ着を着て市の会場ヘ行った記憶はあるが、自分がその日、大人になったという感覚はあまり記憶にない。 私が大人になったと思ったのは、高校を卒業して、…

私はカフェでコーヒーを飲みながら、ゆっくり自分の気が済むまで、読書するのが好きだ。 私の一番の楽しみである。 最近は2時間までとか時間制限のあるカフェが増えている。Wi-Fiが繋がっている所で、仕事をしたり、勉強したりする人が多く、カフェとしては…