私はカフェでコーヒーを飲みながら、ゆっくり自分の気が済むまで、読書するのが好きだ。
私の一番の楽しみである。
最近は2時間までとか時間制限のあるカフェが増えている。Wi-Fiが繋がっている所で、仕事をしたり、勉強したりする人が多く、カフェとしては客回転しないので利益率が低くなるからだ。店側の都合はよくわかる。
私は2時間迄とか言われても、そもそも2時間椅子に座ってずっと読書し続けるのも、勉強し続けるのも無理だ。せいぜい頑張っても1時間ちょっとで疲れてくる。集中力が持たない。コーヒー1杯でそんなに粘れる人は凄いなと思う。
たまたま頑張って2時間越えする時もあるが、その時は甘いデザートとコーヒー追加注文でリフレッシュすればまた頑張れるからお店には上手く貢献してwinwinなのだ。
けれども少し思うのは「2時間迄でお願いします」と貼り紙されていたり、言われると窮屈な気持ちになる。何となくゆったりする気持ちを削がれる。
いつもの行きつけのカフェもコロナ前は時間制限がなかった。スタッフの方(店長はじめアルバイトの人も含め)も、こちらの反応を見て話しやすい雰囲気だったので、混雑時に注文したものがなかなか来なくても「大丈夫です」とか、ひとつのテーブルで椅子が余っている席だと「相席でもいいよ」とか言えた。そんな相席になったおじいさんや海外からの旅行者とお互いに会話することもあった。また店の入口に人が並び出すとなるべく早めに出るようにしていた。
同じカフェなのに、ある日改装され前よりテーブルはは小さく、テーブル同士の間隔が狭くなり、席は増えた。回転率を上げようとしているのを感じる。お店のスタッフも変わり、話しかけやすいスタッフもいなくなった。
今のフランスはどうかよくわからないが、若い頃から私はフランスのカフェ文化に憧れていた人なので、なんか違うよな〜と感じるのです。
スタバは基本お客様を追い出す言葉はかけないらしいが、最近は何となく座り心地の悪い店が多いなと感じています。
京都のイノダコーヒーは接客も席も良いが、最近値上げされたので普段使いにはちょっと辛い。
家でコーヒー沸かして読書しとけばいいのだけど、それは全然楽しくないのだ。
なんか周りの人達のざわめきと会話、街並みを眺めたりしながらのコーヒーと読書が最高なのだ。
周りにいるさまざまな人生を送っている人達の中にいる私が楽しいのだ。
今日も楽しいカフェ時間でした。
サンドイッチとコーヒーで1180円。