私がブログを書く時

私がブログを書くのはいつも衝動的。

何かに感動した時、書かずには居られなくなる。

良い感動も悪い感動も、そんなに強くなくても心に触れた出来事でも、私が感じた事を文章にしたくなる。

ウズウズして書かずには居られない。

なので、何も感じない時は書けない。

日々の生活に追われていると書けない。

仕事を忘れ生活を忘れ、ひとり映画を観たり、本を読んだり、散歩したり、ボーッとしていると、いろいろなものが私の心の中まで入ってくる。

それは楽しい想い出だったり、悲しみだったり、苦しみだったり゙。

自分の心の中をそのまま文章にする作業が好きだ。それは私が話し下手だからなのかも知れない。自分の感情や思った事をその場で咄嗟に確実に相手に伝えるのは難しいのだ。怒りは涙に変わって声を出せなくなるし、理性的に正しく伝える事は不可能になる。何かに感動してもどんな言葉がそれに相応しいかがすぐに言えなくて、結局何も伝えられない。

心の中でふつふつとわだかまっている何かが私を書くという作業に向かわせる。

それが過去と現在で矛盾することもあるし、後から読み返すと間違った考えである事だってある。けれども、その時点での自分の考えや感情である事には違いないのだから、いいのだと思う。読者の方々が私の話しに矛盾を感じたりされる事があるかも知れないと思う。嘘を書いていると感じられる事も出て来るかも知れない。

それでも何でも私は自分の心に素直に書く。

今日の私はもはや昨日の私ではない。

今の私をここに書き留めたい。

自分の家族にさえ言えない事、友達にも先輩にも相談出来ない事、そんな思いは、わたしの事を全然知らないこのブログを読んでくれている人達にだからこそ言える。

ブログの世界は、しがらみのある日本を離れて知っている人が誰もいない外国へ旅に出るのと似ているなと思う。知らない同士だからこそ、既成概念を持たずに自由に自分を表現出来る。本来の自分にリセット出来るのだ。