会話が苦手

私は会話が苦手だ。

みんなの中心になって陽気にお喋り出来る人や、話題を作れる人を見るとすごいなと感心する。学生時代からいつも誰かに声を掛けられて友達になると言うパターンだった。

多人数の飲み会や食事会は苦手で、みんなが盛り上がっていても、自分だけが冷静で気分は上がっていない気がする。一応楽しそうに笑ったり、会話を振られたら話すけれど、何となく本気で楽しめないのは、お酒を飲んでも一瞬だけ酔ってすぐ覚める体質なのだからだろうか。

みんなが楽しそうにしているのを見ながらひとり喋らずにちびちび飲んで食べている。

だからといってその場を抜けて帰るわけでもなく、だいたい最後まで残っていてお開きと言われるとさみしい気持ちになるのだ。人がたくさん集まっている場所は好きなんだ。

たまに話しが合って一生懸命話したりすると後で必ず頭痛がやって来る。あんまり必死になってはいけないのだ。

この性質はもう変わらない。

これでいいのだ。

大勢の中にいても孤独を感じるとか言うけれど、そうじゃない。大勢の中のひとりである自分が好きなんだ。

なのでべったり仲のいい親友とかは私にはいない。たくさんの薄く繋がる友達がたくさんいる。会えば笑顔で挨拶して、お互いに少しだけ助け合って、それで充分楽しく過ごせる。

気の合わない人と下手な会話で、無理して気まずくなるより、自分としっかり会話して心の整理をしたほうが良いと思うのです。

自分は何がしたいのか、何を言いたいのか。

自分に問いかける。