毎日がパーティー。
今日もお祭り。
私の中ではそんな感じで生きてる。
18歳で家を出て、住み込みで働いた。
と言うよりも私の中では親の監視下から逃れて正式に独立して自由になった。
自由になったと思ってたら、実はその会社の鳥籠の中にいた。
23歳で会社を辞めた。
貯金してたけど、使わないまま貯めて何になるのか解らなかったので、今までやってみたいけど出来なかった事の為に使う事にした。バイトをしながら、いろんな習い事をした。自分の可能性を試したかった。
自分に大した才能は無いことが解る。
だけど踊りたいと思った。毎日踊りたいと思った。
働くのはいつでも出来るけど、
踊るのは今しかないと思った。
いつしか貯金は0になった。
だけど少しずつ踊りを教えてお金を貰えるようになった。
そのお金は自分が好きな事をして貰えたお金なので、バイトのお給料とは価値が全然違った。
バイトを辞めた。
その時から、私は人生を棄てた。
自分のやりたい仕事だけする。
お金の為に働かない。
仕事とは一応社会的には言ってるけど、
私の中では本当は遊んでいるようなもの。
生活の安定とか老後の不安とかあるけど
あの時覚悟したはず。
人生棄てても、これがやりたいと
選んだ人生。
踊れる今。
何となく一緒にいてくれる人がいる今。
明日何しようと想像出来る今。
金木犀の香りを楽しむ道を歩く今。
わがままで、いい加減、自由、
ある意味自己中心的。
家族や他人はどう思っているかはさておき
私は幸せな人生だなあと思っている。
母は妹に「お姉ちゃんみたいにならんといてや」と言い、父もあきれ果ててた様子だったので、その頃は会話を避けていたっけ。
自分で決めて生きることは
自分の人生に責任を持てる
だから失敗しても
大丈夫。
失敗も楽しみながら
でこぼこの道を歩くほうが
ゲームみたいで愉快。
ゲームオーバーするまで
楽しむんだ。