大切な人を失いそうな時

自分でも気付かないけど、無理してるんだ。
この人に嫌われたくない、よく思われたい。
本当の自分の心の中の気持ちに蓋をして、毎日毎日頑張ってしまう。
それがどんどん積み重なって。ある日何かの弾みで爆発する。
「こんなに頑張ってるのに、何でわかってくれないの?」心の中で叫んでいるのに、その言葉さえ自分では気付かない。
泣く、怒る、意地悪する、無視する。
相手は何でそうなってるのか、全くわからない。
だって、あなたはいつも笑顔だった。
多分、これを言ったら関係が壊れるかもな事、言いにくい事を、言わずに放置していた。
ちゃんと向き合って、誠意を持って話さなくてはいけない事だったのに。
相手にとって少し不利な事だけど「私は悪くない」から黙っておく。
そんな気持ちは、何となく相手に伝わる。
ちょっと気持ち悪い。
変な距離が出る。
大人過ぎる大人にありがち。
子供のころのように素直になろう。
自分の心の奥を映し出す鏡を覗いて、
自分の心の曇りを拭い去る。
あなたが、ではなく、わたしが。
わたしが、悲しい、さみしい、うれしい。
単純なそんな気持ちを伝える事が出来たら
大切な人はきっと側にいる。