明日死ぬから

「もうしんどくて我慢できひん。明日、医者に言って死ぬようにしてもらうから、お前からも頼んで」朝の7時、父から電話が。ボーッとした頭で「うん、わかった」あとは何言っても無駄。どうしんどいの?と聞くと胸が苦しい、身体がしびれてる。う~ん、もっと老いてからでないとそのしんどさはわからないのかな?死にたいくらいしんどいのかなあ?スマホで検索、「老人性うつ」なるほど。孤独と不安なんだね。もうずっと連絡していない妹にメールした。多分無視やろな。親を捨てたんやろな。それ正解。最後にちょっとでも喋らんでもいいんか?私も父の事、しんどいよ。買い物してくれとか、車イスに乗せてとか、言われても、私は私で必死で生きてる。無理。冷たい娘で悪いけど無理。自分が壊れない為に。こうやって何にもしなくても、もう心が父の為に奪われてる。心配になる。どうしようもない気持ちになる。
もう死んだらええやんって思う。何を求めてんの?もう無理。私もいつかそうやって死ぬのかな?