「フォレストガンプ一期一会」という映画を観た。
導入の音楽が好き。
トム・ハンクス主演。
フォレストガンプの生き方が純粋でいい。
どんな状況であっても彼は不平も不満も言わないというか、思わないし考えない。
目の前にある事を一生懸命にやる。
ただ走る。
そして成功しても浮かれず、いつも通りの彼でいる。
人を大切に思う、そして助ける。
大切な人との約束を守る。
好きな人をずっと想っている。
けれども自分を押し付けない。
愛しする人が自分から去る時でもそれを淡々と受け入れて、優しさだけを示す。
彼がずっと走るシーン。
走って走ってお腹が空いたら食べて、眠りたくなったら眠り、もようしたら…。
人生ってそれでいい。
ベトナム最前線に行った時のことを彼女に語る。夜の星が綺麗なこと、夕日に染まる湖や砂漠の空のこと。
お金は生きる分有ればいい。
私は嫌な事があれば腹を立て、上手く行った時には天狗になる。そして何も見えていない。
フォレストガンプのような人は多分いないしなれないのだと思う。
この映画は観てからすぐより、後からじわーっと来るものがある。
彼が走るように私も生きたい。
その結果が何もなくても、失敗だらけでも、走ってがんばって走って一生懸命必死で走って疲れたら眠る。