父が一人暮らしになった。

87歳。

糖尿、がん、老衰。

仕事はもうすでにリタイアしてて、生活保護を受けた。

母とはその前に老年離婚。

最初は、毎週泊まりに行った。

それなりに楽しかった。

だんだん「あれやって、これやって。」が増えてくる。

引越し前はなんとか一人で歩けてたのに、手を持ってすごーくゆっくりしか歩けない。

車椅子を押すのは、なんだか気が進まない。

私は介護の人じゃないし、それは仕事じゃない。

自分の仕事をして食べていかなきゃいけないし、そんな父にかまってられない。

電話が狂ったように早朝から何度もかかって来る。

もう何百回と聞いた「もうすぐ死ぬから…云々」と自分の体調の報告。

そして自分でしろよ!っていうような雑用。

無理です。

冷たい娘と言われても思われても恨まれても、

無理なもんは無理なんです!

妹と母ははとんど完全無視している。

それが正解なのかも。

私も病んできた。

父からの電話がストレスになった。

「重要な話がある。来て欲しい。電話ください。」

昨日から夜は電源を切ることにした。

睡眠を確保するために。

私はあなたのための犠牲者にはなりません。

会いたければ、自分で歩いて来て、私を楽しませるか、私にとって有意義な時間にしてくれるかどっちかして。

もうしばらく電話でも、もちろん会うのも、やめよう。

どんどん深みにはまって行きそうなので。

言いたいことを伝えようと電話をしても。それが逆に電話の回数を増やすことになって

ストレスの時間が増える。

彼は、私にとって、今は自分の存在自体がストレスだとわかっていない。

わかれば自殺するかも?

とにかく今は、わたしの心と身体を守ろう。

父のことを考えなくていい工夫をしよう。

人生、つらくてもがんばる時間と、心から楽しい時間とが必要。